秋目夜釣り釣行

投稿者名：東中村 隼（ハンドルネーム、shun）
場所:秋目(下のウセ)
日時:9月4日(16:00～6:00)
天候：大潮　満20:03～干1:45
使用した針：凄腕マダイ 13号

 

夏の風物詩、高級魚シブダイを狙って南薩摩に位置する秋目へ瀬渡し船『幸丸』にお世話になりました。

 

なんとこの日の夜釣り客は私だけ、ベタ凪で風も弱い為1級瀬が選びたい放題。

しかし夜釣りのシブダイは水深が浅く潮流も強くない『こんな所でつれるの？』といった場所がポイントになります。

理由は、夜には浅場に魚が入ってくるのと純粋に釣りやすい為『水深が浅い所でお願いします！』と、降りた瀬は港から近い“下のウセ”

 

まずは釣り座選びです。

正面の船着きは10m～15m程で水深はバッチリですが流が早く、マキエと仕掛けが落ち着かない…。

正面を向いて右側は深くブッコミならいいがフカセにはしんどい水深です…。

結果左側のワンドに決定。

水深は10m～20m程、起伏があるため底を攻めづらいですが流れはゆるくマキエが底に溜まりそうな感じです。

 

仕掛け

ウキ:3号、道糸:6号、ハリス:8号、ハリ:凄腕マダイ13号

 

針は『凄腕マダイ』を用意。

太軸で強度があるので夜釣りの大物でも安心してやり取りができる。

さらに小型で吸い込みやすい形状なので違和感なく喰わせられるイメージがあります。

まずは凄腕マダイ 13号をメインに、喰いが渋いようなら号数を落として吞ませて釣る作戦です。

 

ゆっくりと引かれ潮にのせて竿2本半を流していると、辺りが暗くなりだしたタイミングでハマフエフキやオジサンが釣れ出します。

おそらく底はとれてる…と確信して続けていると20時過ぎ、一気にけ仕込むウキ

合わせを入れて強引にぶりあげると念願のシブダイ！

上顎の絶対バレないであろう所にハリが貫通！

40cmはある、めちゃくちゃ嬉しい！！

下げ潮に変わると当て潮でウキが足元まで寄ってきます…

おそらく海底にツケエは着いてる、マキエは溜まってるとイメージして放置していると、HIT！強烈な引きに耐えるも痛恨のバラシ…

しばらく釣れない時間帯が続き、仮眠をとりつつ気付けば4時半…時間がありません。

起伏が激しい場所なので、谷底にエサを届けられていないのでは？と思い、ウキ止めとオモリを外しガン玉で調整して全遊導仕掛けで海底付近をピンポイントに攻める作戦にすると…

手元にガツン！と体感ショック

40cm程のタバメget！

続けて35cm程のシブダイ、クロホシフエダイ、タバメ、毎投何かしらの反応があります！

しかし夜が明けるとエサ取りが動きだし納竿となりました。

今回、地形や潮の流れに応じて仕掛けを変える事の重要性を改めて感じました。

夜釣りだとダイナミックな釣りになっていたので、そこは反省点ですね…

 

今回は凄腕マダイ 13号でスタートしましたが問題なく喰ってきたので、凄腕マダイ 14号に上げても良かったかも…強度、喰わせ、間違いなく信頼できるハリです。

凄腕マダイは、7号から14号まで幅広いサイズがラインナップされているので、状況に応じてサイズを選択するといい釣果に繋がると思います。